2022年入社 第二事業部 QAサービスG 東京QAG
スペシャリスト
キャリア
2024年07月09日
2022年1月にクアーズに入社し、その1か月後の合併を機にポールトゥウィンの社員となりました。現在、主に行っているのが、ポスレジアプリの検証。案件リーダーとして2名のメンバーを率い、人員のスケジュール管理やテストスケジュール管理、テスト設計やテスト実施、お客様とのミーティングにも頻繁に参加しています。
このポスレジアプリは、アプリ改修のサイクルが非常に短く、なんと2週間ごとに機能がアップデートされます。エンドユーザーの声を非常に大切にしておられるので、要望に応えて機能を追加したり、競合他社との比較も行うなど、頻繁に細かな機能アップデートが行われているんです。2週間ごとにテスト検証というのは、さすがに私にとっても初めての経験。基本的にお店での会計に使用されますが、予約機能のテストやその他の機能拡充にも携わるため、新しいことや幅広い知識を習得できる点で、とても魅力的な仕事だと感じています。
自由にさせてもらえる環境だと感じています。自分がしたいことについて意見を出せば、実行させてもらえるのは本当にありがたい。上からの指示で動いているとその範囲でしか視野を持つことはできませんが、自分で考えて進めると、さまざまな発見があります。だから、自分の部下たちにも細かい指示を出さずに「いろんな角度からやってみて」とだけ伝えることが多いです。最初は自分で考えることが苦手なメンバーもいましたが、最近では、各自が主体的に行動するようになり、良い傾向だと思っています。
「こういう風に動いているんだ」「このテストをすると、こういう不具合が出るんだ」などの発見が特に興味深いです。自分で仮説を立てて検証することも、やはり面白いですね。もともと不具合を見つけることが好きで、これまでにもさまざまなアプリやWebブラウザの検証を行ってきました。覚えることが多く苦労することもありますが、新しい手法で不具合を見つけたときは非常に嬉しく感じます。
特に、私はアドホックテストに重きを置いており、機能テストでは見つけられない不具合を見つけることを目指しています。それによって、ここまで評価を高めてきたという自負があります。また個人的には、エンドユーザーが実際に使う場面を想定して、少し意地悪なエンドユーザーが行いそうな「いたずらな操作」まで考え、その結果、致命的な不具合を見つけるのも楽しいですね。
エンドユーザーが喜んでくれて、それによってお客様も喜んでくれることを最も大切にしています。だから、普段からエンドユーザーのことを考えてテストを行うよう心がけています。ちなみに、エンドユーザーのことを考えずにテストをすると、あまり不具合が出ません。しかし、実際にその人たちがどういう使い方をするのかを想像しながらテストを進めると、多くの不具合が見つかります。自分で言うのも恐縮ですが、この姿勢が多くの案件で評価していただいている理由だと感じています。
もしチーム全員がこういった考え方を持てば、チーム全体のレベルが上がります。そして会社全体がレベルアップし、新たな仕事につながると思います。みんながその意識を持ってテストに臨めるようになることが、私の理想です。
実は昔、お客様から「テストなんて誰でもできる」と言われたことがあります。それに対して、「絶対に見つけられない不具合を見つけてみせる」という意識で、アドホックテストに取り組み、通常では見つからない不具合を発見しました。そうした反骨心が今の意識につながっています。
失敗を恐れず、チャレンジできる人が理想です。頭の中でいろいろと考えてしまって「自分にはできない」と思い込んでしまう人がいますが、「責任はこっちが取るから、とりあえずチャレンジしてみてほしい」と伝えています。
私自身、若い頃にたくさん失敗しました。失敗することで、どうすれば良いかという“引き出し”が増えたと思っています。「若いうちの苦労は買ってでもせよ」という言葉がありますが、その言葉が好きですし、自分の経験からもその通りだと感じています。
もっと多くの人と交流したいと常に思っています。もともと私は人見知りなのですが、リーダーという立場になってから、人と関わることが面白いと感じるようになりました。十人十色というか、さまざまな考え方に触れることはとても勉強になります。
だから、今は何でもやってみようと思っています。実は今回のインタビューもその一環(笑)。「面白そうなのでやってみよう」という気持ちで引き受けました(笑)。これからも新しい刺激も得られるよう、行動していきたいです。