2023年入社 二事業部 QAサービスG
グループマネージャー
キャリア
2024年07月09日
ポールトゥウィンに入社するまで、13年間にわたり人材業界で働いていました。人材のマッチングを行うコーディネーターや、新規部署の立ち上げ責任者など、事業の立ち上げから組織の形成まで幅広く担当してきました。ポールトゥウィンは、私にとって初めてのIT業界。専門的な知識や実績がなく、第三者検証対応のグループを担当している現在も品質保証に関して猛勉強中です。
入社してまず、IT業界未経験者の私がこれまでの知識や経験をどのように活かしていくべきか考えました。そのとき、組織の中でコミュニケーションが取れておらず、連携が不足しているように感じました。プロジェクトメンバー個人が、フリーランスのような立ち回りで、組織な連携・動きができていない。前職で組織づくりに関わっており、その重要性を知っていたため、これは課題だと感じました。組織運営やチーム内の連携強化、さらにはお客様との関係構築、これらはどの会社でも共通する重要な要素です。これまでの経験を活かし、組織づくりで貢献したいと決めました。
まずは、私自身がプロジェクトメンバーとの関わりを増やそうと思い、対面でお話する機会を増やしております。事業部の方針を伝え、それぞれが感じていることをヒアリングし、個々の課題について確認しております。そして、社内の情報連携体制を構築するため、マネージャーとメンバーの間に「案件管理者」というポジションを新設し、少なくとも週1回はコミュニケーションの場を設けて情報共有するようにしております。まだまだ改善段階ではございますが、少しずつコミュニケーションが活発になってきているのを感じています。
やはり、自分が所属している組織がどこに向かおうとしているのか、何をしようとしているのかが分からないまま仕事をするのは不安だと思います。だから、自分の所属している組織が目指している姿を伝え、理解してもらうことが重要なのではと考えております。それに対して個々がどう動くのか考えることが、キャリアアップにもつながるはずです。
こう考えると、コミュニケーションを取ることってメリットしかないですよね。これを当たり前にできる組織を目指したいと思っています。
自分から積極的に発信していくことが大切だと思っています。相手のことが分からないうちはどうしても壁を作ってしまう…という人、どうしても多いと思います。だから、まずは私から思いを伝えることで、「この人ってこういう考えを持っているんだな」と知ってもらいたい。そうすると、「自分の意見も伝えてみよう」と思っていただけるのではないかと考えています。こういったやり取りを続けていくうちに、コミュニケーションがいかに大切かを実感してもらえたらうれしいですね。
それと、自分がしたいと思っていることは、なるべく共有するようにしています。そして「みんなはどう思う?」と問いかけ、ベストな形を模索する。この繰り返しです。組織全員がはじめから同じ考えに賛同して突き進むというのは難しいかもしれないが、日ごろから考えを共有していくことで、徐々に理解してもらい、同じ志を持つ仲間が増えていく。そんな組織作りを理想としております。私、トップダウンの組織は偏りが生じやすく、理想的な形ではないと思うんです。ピラミッド型ではなく、車のタイヤのようなイメージが理想っていうか…。自分が積極的に動いて、ぐるぐる回って、そしたら遠心力みたいに周りの人たちも動き出す。タイヤが連動して車全体が前進するように、全員が同じ方を向いて進む組織にしていけたらと思っています。
お客様とお話ししている中で、まだポールトゥウィンは複数ある検証会社の一つとしてしか認識されていないと感じています。現状を打破するためには、提供できる価値をより明確に示し、理解してもらう必要がある。となると、鍵になるのは、やはり現場で働いてくれているプロジェクトメンバー。お客様のニーズや、メンバー自身の技術者としての考えを知るため、コミュニケーションを深めることに注力していきたいです。
また、担当するお客様を固定せず、ローテーションをさせたいと思っています。現在、ある案件を長期間担当しているメンバーがいますが、お客様が何を望んでいるかを迅速に理解できる反面、視点が固定化されてしまうリスクがあると感じています。新しい目でお客様のニーズを発掘し、新鮮なアプローチを提供していきたいです。
もちろん、メンバー個々のスキルアップも重要。新しいスキルを得たり視野を広げられる機会をつくり、品質向上を図りたいです。
最終的な目標は「ポールトゥウィンの品質は高い」と言っていただけること。環境を整えるというアプローチから、全力を尽くしていきたいです。